Last Update:   

平成30年度非常勤担当科目


東洋大学大学院総合情報学研究科専門科目

メディア文化特論

〜社会システムにおけるメディアの役割を学ぶ〜

・講義の目的、内容

社会システムはコミュニケーション行為によって構成されており、コミュニケーション行為は種々のメディアを通じて成立している。それと同時に、メディアそ のものもコミュニケーション行為での使われ方や捉え方によって社会に現象していることである。つまり、メディアを概念を理解するためには、社会や文化の本 質について理解することが不可欠なのである。本講義では社会システム理論の観点からメディアの概念を学びつつ、芸術・文学・教育・経済・政治など様々な社 会的文化的活動領域のコミュニケーションに焦点を当てながら、メディアと文化の関係について見識を深めることを目的とする。

・到達目標

本科目の到達目標は以下の通りである。
(1) 認知:コミュニケーション行為とメディアの関係性を理解する。
(2) 態度:社会システム理論に基づいて社会文化的活動を観察する姿勢を身につける。
(3) 技能:諸々の社会文化領域におけるメディアの成立と意義について説明できる。

・授業スケジュール(平成30年度秋学期)

第1回:ガイダンス / メディアとは何か
第2回:メディアの理論
第3回:社会システムとメディア
第4回:社会を形成するコミュニケーション行為
第5回:コミュニケーション行為とメディア
第6回:マスコミュニケーションとジャーナリズム
第7回:メディア革命と近代社会意識の形成
第8回:電気技術と通信メディア
第9回:電話とラジオ
第10回:映画の誕生
第11回:テレビとCM
第12回:ネット文化
第13回:大衆文化の興隆
第14回:変貌する社会の風景
第15回:最終レポートの発表会および講評


東洋大学法学部企業法学科必修選択科目

情報リテラシー

〜情報の基礎・基本と情報活用の実践力〜

・講義の目的、内容

 コンピュータやインターネットに代表されるような情報技術は我々の日常社会に深く浸透しつつあり、このような情報技術の普及は日常社会生活における我々 の 情報活動を快適にし、豊かにするものと考えられている。しかし、その一方でコンピュータ犯罪やプライバシー侵害のような新たな問題も発生している。それ は、情報技術がもたらす効果や技術の限界、技術的な特性を理解しないままに、それらの利便性や有意性のみに焦点を当てた利用や応用がなされた結果と考える ことができる。
 本講義では、情報技術に関する一般的な知見と共に、それが我々の社会や生活に及ぼす影響や問題について実習を通して学習する。基本的には講義 中心の科目であるが、毎回出題されるレポートの課題をこなすために講義時間外にPC室および自宅においてコンピュータやネットワークを利用した実習が必須 となる。

・到達目標

 コンピュータを利用した情報処理活動を単に理解するだけでなく、必要な場面において自ら活用方法を考え、実践できる素養を身につけることを目標とする。

・授業スケジュール(春学期)

第1回 ガイダンスとレポート提出システム
第2回 情報の信頼性と情報の整理・分析
第3回 人に伝える書類作成(マニュアル制作)
第4回 人を引き付ける書類作成(ポスター制作)
第5回 人を引き付ける書類の相互評価
第6回 統計表からの作表とグラフ化
第7回 数量的データの集計と分析
第8回 公開データを用いた比較分析
第9回 表計算ソフトによる数値シミュレーション
第10回 グラフ機能による数量データの可視化
第11回 プレゼンテーションスライドの制作
第12回 動きのあるスライド作成(パラパラアニメ制作)
第13回 動きのあるスライドの相互評価
第14回 利用目的に応じた情報表現方法(総合課題)
第15回 授業のまとめ



東洋大学社会学部メディアコミュニケーション学科専門科目

社会情報システム論

〜情報空間と社会基盤システム〜

・講義の目的、内容

 人間の組織的活動は個人相互間の情報交換によって成り立っている。人間の情報交換は、コミュニケーションシステムということもできる情報システムによっ て なされている。人間同士の情報交換はさまざまな状況下で行われるものであり、背景にある環境に応じて受け手の解釈が変わる。つまり、情報システムには人間 活動とその環境が複雑に絡み合って反映されることになる。しかも、近年では情報システムの核にコンピュータシステムを用いることがごく一般的なこととなっ ている。
 情報システムの基礎となる複雑な人間活動の分析で必要なのは問題の発見とその状況認識である。人間活動の分析は知識と想像だけでできるもので はなく、実践的な行動に基づいた認識が不可欠なのである。そのために、人間活動の環境を観察し、そこで営まれている人間の行為や行動を調査分析する能力を 養うことを目的とする。
 本講義では、このように人間組織の成立に必須な情報システムに関して、その定義から基本機能、特性、さらには組織の運営における情報システムの基本的な 適用方法について概説する。また、情報システムを巡る問題やその取り組みなどについても解説する。

・到達目標

 情報システムのとらえ方から、その特性、運営まで全容に関しての基礎的な理解を深めることと共に、事例や社会現象などを通して現実社会における情報シス テムを巡る問題やその取り組みを見出す素養を身につけることを目標としている。

・授業スケジュール(春学期)

第1回 情報システム概論
第2回 情報行動(1)
第3回 情報行動(2)
第4回 情報空間としての社会情報システム(1)
第5回 情報空間としての社会情報システム(2)
第6回 情報技術および情報メディアの歴史的変遷(1)
第7回 情報技術および情報メディアの歴史的変遷(2)
第8回 組織としての情報システム(1)
第9回 組織としての情報システム(2)
第10回 個人とシステムとの関わり(1)
第11回 個人とシステムとの関わり(2)
第12回 情報システムの社会的な位置づけと相互作用(1)
第13回 情報システムの社会的な位置づけと相互作用(2)


東洋大学白山キャンパス共通総合科目・教職科目

コンピュータ・リテラシィ@A

〜情報の基礎と情報活用の実践力〜

・講義の目的、内容

注意:本講義は単なるコンピュータの操作方法を練習する入門科目ではなく、コンピュータ活用に関する実践的 科目で あることに注意されたい。受講生には、授業中に提示される課題のレポート作成には講義時間外 にPC室での作業が必要であることを予め了解されたい。
 パーソナルコンピュータとインターネットは企業や大学のみならず、我々の日常社会にも深く浸透しつつある。情報技術の普及は日常社会生活にお ける我々の情報活動を快適にし、豊かにするものと考えられている。しかし、その一方でコンピュータ犯罪のような新たな問題も発生している。それは、情報技 術がもたらす効果や技術の限界、技術的な特性を理解しないままに、それらの利便性や有意性のみに焦点を当てた利用や応用がなされた結果と考えることができ る。
 本講義では、情報技術に関する一般的な知見を得ると共に、人間の情報処理における情報技術(主としてコンピュータと通信技術)の果たす役割に ついて実習を通して経験する。また、今後の社会生活で必要になると考えられる情報技術と技術的動向、および技術評価方法について解説し、これらの全貌の理 解のための礎となる知識、経験を身につけることをも目的としている。基本的には講義中心の科目であるが、毎回出題されるレポートの課題をこなすために講義 時間外にPC室および自宅においてコンピュータやネットワークを利用した実習が必須となる。
 そのため、本講義を受講するにあたっては、コンピュータやネットワークに対する基本的知識や技能を予め身につけておくことが前提条件となる。 具体的には本学PC室で配布しているPC室利用手引きに従った機器の操作知識と技能を必要とするので、初心者は本講義受講前にそれらの資料をよく読み、 PC室で独習しておくこと。

・到達目標

 コンピュータを利用した情報処理活動を単に理解するだけでなく、必要な場面において自ら活用方法を考え、実践できる素養を身につけることを目標とする。

・授業スケジュール(秋学期)

第1回 ガイダンスとレポート提出システム
第2回 情報の信頼性と情報の整理・分析
第3回 人に伝える書類作成(マニュアル制作)
第4回 人を引き付ける書類作成(ポスター制作)
第5回 人を引き付ける書類の相互評価
第6回 統計表からの作表とグラフ化
第7回 数量的データの集計と分析
第8回 公開データを用いた比較分析
第9回 表計算ソフトによる数値シミュレーション
第10回 グラフ機能による数量データの可視化
第11回 グラフ機能により視覚化した作品の相互評価
第12回 プレゼンテーションスライドの制作
第13回 動きのあるスライド作成(パラパラアニメ制作)
第14回 動きのあるスライドの相互評価
第15回 利用目的に応じた情報表現方法(総合課題)


<ADMINISTRATOR'S ADDRESS>